<ワイナリー様コメントより>
【FATTORIA AL FIORE SERIES】
その年にできたぶどうを信じてベストなカタチを探求し、納得のいく味わいに仕上げたワインです。
より手間ひまをかけてぶどうのポテンシャルや表現方法を探求し続けているシリーズとも言えます。
NECOシリーズが気軽に飲めるフレッシュなワインに仕上げるのに対し、こちらはハレの日のワインとして、みなさまの特別な時にお召し上がりいただきたいワインです。
ラベルは、大地から芽生え、一輪の花を咲かせた後に種を落とす、生命の循環のイメージからデザインしていただきました。
2015年にワインを造り始めて以来、ずっとお世話になっている山形県高畠町の大野さんのメルローを使用したRosso。
大野さんがこうしてぶどうと、私たちと真摯に向き合ってくださるからこそ、今の生産者の皆さんとの信頼関係があり、一緒にワインの可能性を拡げてくださって、今のワイナリーがあると言っても過言ではない大切な存在です。
メルローの味わいの枠を超えた仕上がりになっていると思いますので、ぜひご賞味いただけましたら幸いです。
<フジマルスタッフ訪問記>
2023年9月19日・アルフィオーレさんの収穫祭に参加させて頂きました!
標高 420m にある見晴らしのいい畑には、南にある蔵王から降りてくる風が心地よく吹き通ります。土壌の良さもあり、大
雨が降っても水溜りにならないという恵まれた場所。
アルフィオーレさんの自社畑で栽培されている品種は 23 種に及ぶそう。先ずは樹齢 4 年のピノグリージョから。まだ樹は
細いものの、甘い粒を実らせています。途中雷と通雨に遭ったものの増設中のレインカットのおかげで作業は滞ることな
く、甲斐ノワール、山ソーヴィニョンと、あっと言う間に収穫はコンプリート!
ランチの後は、アルフィオーレさんのワイナリーへ。小学校の校舎を改築し利用されています。
温度管理はしない(という
か広くてできない)発酵樽が並ぶのは体育館!校歌の歌詞が書いてある木彫りの板とか舞台とかめっちゃ懐かしい。
代表・目黒さんがおっしゃるには、良いワインを作るための一番は素材。
それを生かすには毎日葡萄の顔を見て声を聞いて、素直にその子達が一番個性を発揮できるように手を貸してあげる
だけ。葡萄を譲ってくださる契約農家さんに恥じない扱いをしたいとのこと。一貫して、葡萄と人への愛に溢れていた目黒
さん始めアルフィオーレの皆様でした。
★Fattoria AL FIORE
アルフィオーレは、多様な生き物がすんでいる自然豊かな宮城県川崎町で農と食を軸に集
まる人々をサポートし、活躍する場を育みます。
畑を耕し、学びの場を提供し、料理をみなでつくり、みなで食べ、マーケットで人々と集い、
ここで感じたことをメディアとして発信する。
すべてがアルフィオーレの活動です。
実験することを恐れず、夢を描き、未知のことを耕していく。
宇宙の中の地球に暮らす生命の循環を感じながら農と食に携わっていく喜びを共有する。
そんな仲間が集うコミュニティを創造しています。