島之内フジマル醸造所から出揃った2022年ヴィンテージ。
これからのシーズンにピッタリな3本セットです!
①島之内フジマル醸造所/キュヴェパピーユ ペティアンロゼ 2022年 (ロゼ 微発泡)
品種:デラウェア・巨峰(大阪府産 100%)
●『キュートでドライなツンデレペティアン』
巨峰の香りや酸と一番相性が良いのはデラウェアじゃないかな、と思っています。
それも華やかではなく滋味深い大阪のデラウェア。
巨峰の糖度は最大でも 18-20 くらいなので、デラウェアで身体をつくって巨峰で着飾ってあげるとユニークかつバランスの 取れたワインになってくれます。
ということで、22VT はデラ+巨峰で『キュートでドライなツンデレペティアン』を目指しました。
デラウェアも巨峰も残糖がなくなるまでしっかり完全発酵させてあるので、テイストはあくまでドライにキレッキレな感じ。
でも香りはキュートでチャーミングなので、鼻に抜ける余韻は甘くて優しい。
スパイスのきいた甘辛系の料理にぴったりです。
②島之内フジマル醸造所/キュベパピーユ デラウェア甕仕込み 2022(オレンジ)
品種:デラウェア(大阪府産 100%)
●キュベに込めた想い
私たちはデラウェアがワイン用ブドウとしても優れた品種だと考えています。
大阪の自社畑で丹精込め て育てるデラウェアは房と果粒が小ぶりで、皮が分厚くて種も多いため、旨味がギュッと詰まっています。
その魅力は華やかさや派手さではなく、滋味深く体に染み込むような美味しさ。 その特徴をもっとも発揮するのがオレンジワインで、さらにクヴェヴリ(ジョージアでワイン造りに用いられてきた卵型をした粘土製の素焼きの甕)での熟成は相性が素晴らしいです。このような考えのもと、私たちはこのキュベを FUJIMARU のフラッグシップワインとして作り続けています
③島之内フジマル醸造所/ピノノワール 2022年 (赤)
品種:ピノノワール(北海道産 100%)
●ワインについて
コロナの影響は思いがけないところで、私たちに貴重な機会を与えてくれました。
ワインの減産によりブドウ出荷量に余裕ができたということで、大阪に北海道余市のブドウたちがやってきたのです。
私たちは基本的に大阪のブドウをつかって大阪でワインをつくることを大切にしていますが、やはり全く違うエリアで育った ブドウや普段触ることのない品種を扱うことができるのは勉強になるし、何よりも楽しい!
ワイナリー新設ラッシュの続く北海道のブドウが今後も大阪に入ってくることは難しそうですので、ぜひこの機会に島之内 フジマル醸造所で北海道のブドウを醸したワインをお試しください。
通常4本で12,760円(当オンラインショップ価格)ですが、
送料・クール代込みで12,000円。ちょっぴりお得☆。
※北海道・沖縄・離島へは別途送料がかかります.
※フジマル醸造所のワインはすべて、酸化防止剤の添加を最小限にとどめています。温度変化にさらされますと品質劣化の恐れがございます、低温での管理(16度以下)をお願いいたします。
フジマル醸造所(島之内・清澄白河)の成りたち:
2010年、ワインショップFUJIMARUやカーヴ・デ・パピーユなどワインショップを経営する株式会社パピーユが、ボランティア数名とともにカタシモワイン&フード(通称カタシモワイナリー)より、柏原市大県(おがた)にある『堂の内畑』(マスカットベリーA)を借り受け、カタシモワイナリー内にて委託醸造を開始、『ドメーヌ・デ・パピーユ』ブランドのスタート。2011年、耕作放棄地であった『岩崎谷畑』を大阪府の外郭団体みどり公社の斡旋で地主さんより借り受ける。再開墾し垣根仕立てのぶどう畑(メルローなど)を造成。2012年、高井田にてデラウェアとベリーAの畑を新たに賃借。また、羽曳野市の飛鳥ワインにて太子町のデラウェアを委託醸造。2013年、大阪市中心部、島の内にて醸造所を設立。自社畑産ブドウのほか大阪や日本各地から買いブドウを仕入れて醸造しています。日本でも類を見ない都市型ワイナリー『島の内フジマル醸造所』です。2013年以降はすべて島之内フジマル醸造所にて醸造。そして2015年8月には東京・清澄白河にフジマル醸造所をオープン。こちらではおもに東日本のブドウ栽培農家さんから原料葡萄をわけてもらって醸造しています。