(赤 マスカットベリーA主体)
<ワイナリー様資料より>
2021 年からお付き合いさせていただいている、上山南部ワインぶどう部会の設立者のお一人であり、元会長の鈴木 昌人さんのベイリーA で仕込んだブッチ。物腰が柔らかなお人柄ですが、畑で葡萄を見つめる真剣な眼差しと、静かに熱く語ってくださる姿は、私たちも鈴木さんの期待に応えたいと胸が熱くなります。上山南部ワインぶどう組合のみなさんは、とても意識が高く、素晴らしい仕立てをしていらっしゃいますが、その中でも一際鈴木さんのベイリーA の一文字短梢仕立てはお見事です。
2021 年のブッチを飲んで頂いた方は、もはや説明の必要がないくらいの素晴らしいベイリーAでしたが、2 年目となった 2022 年は、上山地域での遅霜や雹の影響、熟期の日照不足もあって、2021 年のような完熟までは持って行けませんでした。しかしながら、果実味溢れる凝縮感とはいかなくても、早い段階から飲み頃を迎えることができる、エレガントで、伸びやかな酸、穏やかなタンニンを備えた、とてもバランスの良い仕上がりになっております。
2 か月間以上の醸し後にプレスし、ステンレスタンクで 6 か月間寝かせた後、バリックで 3 か月寝かせています。
・味わい 黒すぐり/バニラ/クローブ/ブラックペッパー
・シーン 家族や仲間で自宅のお料理と合わせてのんびりと/お気に入りのレストラン
・温度帯 15-20°C
・グラス ブルゴーニュ型の中くらいのワイングラス
・お料理 日本の家庭料理(肉じゃがや揚げ出し豆腐など)/牛のロースト/ブリーチーズなど
・飲み頃 今~2028 年
・飲みきり 抜栓から二週間程度
※上記はリリース時点での一例です。皆様の想像を膨らませながら、思い思いに楽しんでいただければ幸いです。
<フジマルスタッフ訪問記>
2023年9月19日・アルフィオーレさんの収穫祭に参加させて頂きました!
標高 420m にある見晴らしのいい畑には、南にある蔵王から降りてくる風が心地よく吹き通ります。土壌の良さもあり、大
雨が降っても水溜りにならないという恵まれた場所。
アルフィオーレさんの自社畑で栽培されている品種は 23 種に及ぶそう。先ずは樹齢 4 年のピノグリージョから。まだ樹は
細いものの、甘い粒を実らせています。途中雷と通雨に遭ったものの増設中のレインカットのおかげで作業は滞ることな
く、甲斐ノワール、山ソーヴィニョンと、あっと言う間に収穫はコンプリート!
ランチの後は、アルフィオーレさんのワイナリーへ。小学校の校舎を改築し利用されています。
温度管理はしない(という
か広くてできない)発酵樽が並ぶのは体育館!校歌の歌詞が書いてある木彫りの板とか舞台とかめっちゃ懐かしい。
代表・目黒さんがおっしゃるには、良いワインを作るための一番は素材。
それを生かすには毎日葡萄の顔を見て声を聞いて、素直にその子達が一番個性を発揮できるように手を貸してあげる
だけ。葡萄を譲ってくださる契約農家さんに恥じない扱いをしたいとのこと。一貫して、葡萄と人への愛に溢れていた目黒
さん始めアルフィオーレの皆様でした。
★Fattoria AL FIORE
アルフィオーレは、多様な生き物がすんでいる自然豊かな宮城県川崎町で農と食を軸に集
まる人々をサポートし、活躍する場を育みます。
畑を耕し、学びの場を提供し、料理をみなでつくり、みなで食べ、マーケットで人々と集い、
ここで感じたことをメディアとして発信する。
すべてがアルフィオーレの活動です。
実験することを恐れず、夢を描き、未知のことを耕していく。
宇宙の中の地球に暮らす生命の循環を感じながら農と食に携わっていく喜びを共有する。
そんな仲間が集うコミュニティを創造しています。