ワインについて
内容量:750ml アルコール分:11%
ワイナリーより
●キュベにかけた思い『自分たちの黒ブドウでヴィンテージごとの「大阪の赤」を表現したい』
私たちが自社畑で育てている黒ブドウは、メルロー・マスカットベイリーA・巨峰。これらの品種で、その年によって香りやボディ、酸のバランスをみながらアッサンブラージュし「大阪の赤」の表現に挑戦しています。
●大阪 RED の黒ブドウたち
実は2023年、2つあるメルロー畑のうち、谷あいの畑が全滅してしまいました。
GWから6月上旬にかけての断続的な雨のせいで、せっかく結実した小さな房たちがべと病にやられてしまったのです。
思いがけない長雨だったので、防除が出遅れてしまい。。。大反省の年、そして気候の変動を強く感じた2023年でした。
もう一つのメルロー畑は空梅雨で何とか持ち直し、収穫期まで健全に育ってくれました。この畑のメルローは本当なら単一畑のキュベとして出したいところでしたが、収量も予定より少なく、MBAと巨峰を活かすためには不可欠だったので大阪 RED の主軸に置くことにしました。
MBAは4・5年目の若い樹たちですが、日当たり良く・土壌が肥沃なため、成長が早く、すでに質のいいブドウが収穫できるようになってきているので、今後の成長が楽しみです。 巨峰の樹は古く立派なのですが、少しずつ収量が減ってきて少し衰えが見えてきました。しかし、ひと粒ひと粒の味わいは凝縮していて深みがあります。巨峰の良さは何と言ってもキュートでチャーミングな香り。これをどうやって活かそうか考えるのも、また楽しいのです。
●テクニカルノート●
巨峰は収穫毎に丁寧に選果して 6~18 日間陰干しして全房を軽く足踏みした後セミマセラシオンカルボ ニック、メルロー・MBA は除梗破砕後にそれぞれ別の開放タンクで毎日1~2回ピジャージュしながら 約 2 週間の醸し発酵。主発酵終了後、3品種ともバスケットプレスで圧搾後にフレンチオークの古樽で 10 ヶ月熟成。熟成開始時に亜硫酸 30ppm 添加。ボトリング前日にアッサンブラージュ。 メルロー、巨峰、MBA の比率は、59:23:18
フジマル醸造所(島之内・清澄白河)の成りたち:
2010年、ワインショップFUJIMARUやカーヴ・デ・パピーユなどワインショップを経営する株式会社パピーユが、ボランティア数名とともにカタシモワイン&フード(通称カタシモワイナリー)より、柏原市大県(おがた)にある『堂の内畑』(マスカットベリーA)を借り受け、カタシモワイナリー内にて委託醸造を開始、『ドメーヌ・デ・パピーユ』ブランドのスタート。2011年、耕作放棄地であった『岩崎谷畑』を大阪府の外郭団体みどり公社の斡旋で地主さんより借り受ける。再開墾し垣根仕立てのぶどう畑(メルローなど)を造成。2012年、高井田にてデラウェアとベリーAの畑を新たに賃借。また、羽曳野市の飛鳥ワインにて太子町のデラウェアを委託醸造。2013年、大阪市中心部、島の内にて醸造所を設立。自社畑産ブドウのほか大阪や日本各地から買いブドウを仕入れて醸造しています。日本でも類を見ない都市型ワイナリー『島の内フジマル醸造所』です。2013年以降はすべて島之内フジマル醸造所にて醸造。そして2015年8月には東京・清澄白河にフジマル醸造所をオープン。こちらではおもに東日本のブドウ栽培農家さんから原料葡萄をわけてもらって醸造しています。
ぶどう造り:
約2haの自社管理畑のブドウから造ったワインは「キュベパピーユ・シリーズ」としてリリースしています。その他に日本各地から質の良いブドウを仕入れ醸造を行っています。自社管理畑ではボルドー液以外は年に2~3回ほどの防除のみと減農薬を心がけ、農作業はすべて手作業で注意深く行いました。収穫されたブドウは選果、粒よりし健全な粒のみを使用。ワインをお飲みになるお客様の顔を想像しながら、スタッフとボランティアの方々とで力をあわせワインを造りました。本当にたくさんの人に手伝っていただいたおかげで私たちのワインは出来上がっています。
商品カテゴリ
日本のワイン
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毎週日曜日は定休日となり、お問合せ及び出荷業務はお休みさせて頂きます。
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