産地:ドイツ ラインヘッセン 品種:バフース(バッカス)40%、ミュラー・トゥルガウ30%、ソーヴィニャック20%、ジルヴァーナー10%
栽培:ビオロジック
畑・土壌:ベヒトハイムとその周辺。土壌は主にローム、レス、少し石灰岩もある。
醸造・熟成:ブドウはすべて除梗。品種ごと果皮浸漬(4~6週間)させて発酵させる。その後、古い木樽(バリック、トノー)を使って熟成させる。SO2は無添加。ノンフィルターでボトリング。
ワイン名は「自分の意見をはっきり伝える」「平文を話す」という意味。由来はインディッシュ語の「目標・目的」という意味の言葉。「ワインが飲みたい」という素直な思いをラベルデザインと共に表現している。
■造り手紹介(インポーター様資料より)
ヴァインライヒ醸造所はドイツのラインヘッセン地方、ベヒトハイム(ベライヒ・ヴォンネガウ)にあります。2009年から、ヤン・ヴァインライヒ、マルク・ヴァインライヒ兄弟で醸造所を運営しています。
所有するブドウ畑はトータルで20ヘクタール、単一畑は、ガイアースベルク(Geyersberg)、ハーゼンシュプルング(Hasensprung)、ローゼンガルテン(Rosengarten)、シュタイン(Stein)を所有しています。いずれもベヒトハイムの畑です。栽培している品種はリースリングが30%を占め、ほかに白ブドウはヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)、グラウブルグンダー(ピノ・グリ)、シャルドネ、ジルヴァーナー、バフース(バッカス)、ケルナーを、黒ブドウではシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、ドルンフェルダー、シュヴァルツリースリング(ピノ・ムニエ)を栽培しています。
現在では管理する畑の98%でオーガニックを実践しています。醸造においても大部分がぶどう畑由来の酵母を生かした自然発酵です。セラーでは小型のタンクを活用し、個々の畑の特徴を生かした醸造を行っています。瓶内二次発酵によるゼクトも生産しています。年間生産本数は約15万本。醸造家団体「Generation Riesling(ジェネレーション・リースリング)」と「Maxime Herkunft(マキシーメ・ヘアクンフト)」に所属しています。
2016年から醸造所独自の基準で造るナチュラルワイン 「Naturlich Weinreich(ナチュルリッヒ・ヴァインライヒ)」というシリーズをスタート。スティルワイン3種類とスパークリングワイン1種類をリリースしています。
主にスキンコンタクトをしながら発酵させるワインで、清澄やろ過は行わず、二酸化硫黄の添加もしないでボトリングしています。