(赤 スチューベン90%、メルロー10%)
<ワイナリー様資料より>
ネコシリーズの中でも、よりチャーミングな果実味と酸を持ち合わせている Hana。スチューベンを醸し発酵すると、さくらんぼのような可愛らしい甘酸っぱい味わいに仕上がります。そこに毎年セパージュや品種は変わりますが、ワイン用葡萄品種を合わせることで、飲みやすいだけではなく、ワインとしての骨格や、複雑味を持たせて仕込んでおります。
2022 ビンテージは Rosso でお馴染みの大野さんのメルローと混醸、1 週間後にプレス。そのまま発酵を終了させ、一度のおり引き後にステンレスタンクにて密閉。その後、5 か月間の熟成を経てボトリング、さらに 6 か月間瓶内熟成を経てリリース。風間さんのスチューベンは、一度に全てを収穫せず、まずはブランドノワールで使用する早摘みで 30%、次に木の負担を軽くしてあげた状態で完熟を待って 50%、最後に残したポテンシャルのある葡萄だけを、さらに、さらに追熟させて収穫した葡萄が、このハナになります。毎年少しずつ、一緒に考えていただきながら、どんな年でも葡萄を進化させながら、育ててくださる農家さんには、本当に感謝しかありません。私たちはその葡萄を、一緒に管理のお手伝いもさせていただきながら、葡萄をワインというカタチにして、みなさまにお届けることが喜びでしかありません。まだまだ至らない点だらけですが、年々より良いワインを目指して参ります。
・味わい さくらんぼ/すもも/ハーブ/スパイス
・シーン 家族や仲間と一緒に、わいわいと楽しみながら、食事と合わせて
・温度帯 13-17°C
・グラス 小さめの気軽なワイングラス
・お料理 日本の家庭料理(特に野菜の煮物・塩麹などを使った焼き魚や豚肉・鶏肉料理など)
・飲み頃 今~2025 年
・飲みきり 抜栓から一週間程度
<フジマルスタッフ訪問記>
2023年9月19日・アルフィオーレさんの収穫祭に参加させて頂きました!
標高 420m にある見晴らしのいい畑には、南にある蔵王から降りてくる風が心地よく吹き通ります。土壌の良さもあり、大
雨が降っても水溜りにならないという恵まれた場所。
アルフィオーレさんの自社畑で栽培されている品種は 23 種に及ぶそう。先ずは樹齢 4 年のピノグリージョから。まだ樹は
細いものの、甘い粒を実らせています。途中雷と通雨に遭ったものの増設中のレインカットのおかげで作業は滞ることな
く、甲斐ノワール、山ソーヴィニョンと、あっと言う間に収穫はコンプリート!
ランチの後は、アルフィオーレさんのワイナリーへ。小学校の校舎を改築し利用されています。
温度管理はしない(という
か広くてできない)発酵樽が並ぶのは体育館!校歌の歌詞が書いてある木彫りの板とか舞台とかめっちゃ懐かしい。
代表・目黒さんがおっしゃるには、良いワインを作るための一番は素材。
それを生かすには毎日葡萄の顔を見て声を聞いて、素直にその子達が一番個性を発揮できるように手を貸してあげる
だけ。葡萄を譲ってくださる契約農家さんに恥じない扱いをしたいとのこと。一貫して、葡萄と人への愛に溢れていた目黒
さん始めアルフィオーレの皆様でした。
★Fattoria AL FIORE
アルフィオーレは、多様な生き物がすんでいる自然豊かな宮城県川崎町で農と食を軸に集
まる人々をサポートし、活躍する場を育みます。
畑を耕し、学びの場を提供し、料理をみなでつくり、みなで食べ、マーケットで人々と集い、
ここで感じたことをメディアとして発信する。
すべてがアルフィオーレの活動です。
実験することを恐れず、夢を描き、未知のことを耕していく。
宇宙の中の地球に暮らす生命の循環を感じながら農と食に携わっていく喜びを共有する。
そんな仲間が集うコミュニティを創造しています。