生産地/日本 山形県 品種/ブラック・クイーン種
<ワイナリー様資料より>
豊かな酸と滑らかなタンニンが特徴のブラック・クイーン種を、
上品で奥行きのある味わいの甘口ワインに仕上げました。
収穫したての葡萄を、まず人の手によって選りすぐり醸造、その後フランス直輸入のオーク樽で熟成させました。クイーン種本来の黒い果実や野性的な香りが樽に柔らかく包まれ、上品な甘さと相まって、ビロードのような芳醇さと滑らかさをもった奥深い味わいに仕上がっています。
<フジマルスタッフ訪問記>
山形盆地のある上山市に位置するタケダワイナリーさん。山形盆地のある上山市に位置するタケダワイナリーさん。
東南に向く斜面の自社畑が良く見える見晴らしのよい醸造所を訪問させて頂きました。
印象的だったのは随所に感じるワイナリーとしての歴史の長さ。醸造所前にあるシャルドネの樹の幹は太く、樹齢70~80年のマスカットベイリーAも現役とのこと。
そしてビオディナミを取り入れた畑は一見すると草ぼうぼうですが、様々な草木が生え様々な昆虫も。
樹齢10年を超えたあたりからがブドウに味がのり、美味しくなってくるとのことで新しいワイナリーとは少し違う時間軸で、じっくり取り組まれていることを感じました。
そして地下のセラーは広大で、大量の様々なワインがぐっすりと寝ている光景は圧巻。
自社畑も14haあり、年間生産数は25万本。今回訪問させて頂いた中では圧倒的なスケール感でしたが、畑も造りも工業的な造りとは一線を画す、自然と時間に寄り添うワイン造りが印象に残りました。