【輸入元資料より】
産地:フランス、アルザス 品種:ピノ・ブラン
手摘みで収穫したブドウを全房でソフトにゆっくりと圧搾し、フードル・アルザスシエンヌで野生酵母のみでブドウ以外には何も加えず、SO2 も添加せずに自然に発酵。
発酵終了後、引き続き、フードル・アルザスシエンヌでシュール・リーの状態で熟成。
無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。SO2 は瓶詰め時にごく少量のみ添加。
2021 ヴィンテージは 9/30 に収穫。総生産量 1,250 本。
アルコール度数は 13.5 度。2022年 11 月時点の SO2 トータル 31mg /L
<味わい>
黄リンゴやネクタリン、マルメロなどの香り。微かにタールやアカシアのノート。
アタックは柔らかく、フレッシュで酸の乗ったドライな口中には、微かに洋ナシやハーブのヒントが感じられる。
フィニッシュにはミネラル感とともに、グレープフルーツや夏ミカンなどのニュアンスが余
韻に残る。
【輸入元資料より】
カトリーヌ・リスに続く話題の新星。
ルイ・モーラーは1996年生まれのアルザスで最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。
彼はルファックRouffachの醸造学校でBTS(醸造栽培上級技術者のディプロマ)を取得。
在学中にマルク・クライデンヴァイスとドメーヌ・セルツで研修し、ビオロジック農法のワインへの影響の重要性を学びました。
高校卒業後はルカ・リーフェル(カトリーヌ・リスが醸造所を間借りしているドメーヌ)の下で1年半修行し、ヴァン・ナチュールについて実践で学びました。
2016年から実家のドメーヌに参画。当時わずか20歳ながら、家族のワインとは別に、自身の名で4種類のヴァン・ナチュールを醸造しました。
カトリーヌ・リスやジャン・ピエール・リエッシュ、パトリック・メイエと非常に仲が良く、頻繁に会ってワイン造りについての考えや哲学について意見交換をしています。
ラベルデザインは彼のガールフレンドがデザインしたものだそうです。
ドメーヌは祖父によって設立。昔から除草剤や化学肥料は一切使用しておらす、15 年以上前に完全なビオロジックに転換。2009 年からはビオディナミも導入しました。
またドメーヌはマルク・クライデンヴァイスの本拠Andlau アンドローや、カトリーヌ・リスやジャン・ピエール・リエッシュが本拠を置くMittelbergheim ミッテルベルクハイム、オステルタグの本拠Epfig エプフィグなどの村に隣り合わせています。現在のアルザスで最もエキサイティングな場所に生まれた最新世代のヴァン・ナチュールの造り手と言えます。