【12月13日出荷開始】
同時に他のワインもご購入の場合、出荷は12月13日以降となります。
原料:山形県おきたまのデラウェア(2023、2024 年収穫)
【ぶどうについて】
山形県置賜地区の青デラが主体。通常デラウェアは完熟の状態だと紫色に色づきますが、青デラとはその名の通り完熟前の青い状
態で収穫したデラウェアです。糖度が乗る前の状態ですので酸が強いのが特徴です。
今回は 23 年と 24 年の青デラ、そして 23 年の完熟デラウェアの 3 種類を使いました。
【ワインについて】
青デラ主体のワインがどこまで受け入れてもらえるのかドキドキしながらのリリースだった前回の 21 年ヴィンテージ。爽やかな
香りと味わいが大人気で青デラの魅力を知っていただくことができました。
今回は 23 年の 1 年熟成させた青デラと完熟デラウェア、そして 24 年の青デラをブレンドして造りました。
新酒の青デラをブレ
ンドすることでハーバルな特徴が出たのが面白いところ。そこに 23 年ヴィンテージの 2 種からくる緑色のレモンや熟す前のパイ
ナップル、そして蜜感がほどよく乗ってきます。23 年は非常に暑い年で、青デラといえども熟して色づき始めているぶどうも多
かったので、この蜜感はそのキャラクターから来るものです。口に含むと蜜、オレガノやレモングラスのようなハーバルなニュア
ンスが広がり、柑橘系の酸が最後に心地よく感じられます。
このきれいな酸を酸化的にしたくなかったので、今回はボトリングの際ホースを通す前に酸化防止剤を 10ppm 添加しています。
太陽のように明るくはじける酸、The Sun(=The 酸)をお楽しみください。
醸造:青デラと完熟デラをそれぞれ収穫後すぐにダイレクトプレス。その後ステンレスの容器で 14 か月熟成。24 年の青デ
ラは 2 か月熟成。瓶詰前に酸化防止剤を 10ppm 添加。
無濾過無清澄のため澱が生じることがありますが、品質に問題はありません。
15度以下での保管をお願いいたします。
【ワイナリーについて】
東京・江東区の清澄白河にて、2015年8月、2つ目のワイナリーが始動しました。関東各地の契約農家さんの丹精こめて作られたブドウをお預かりし、一本一本心を込めて醸していきます。
醸造所の2Fにはワインとの相性を強く意識したレストランをご用意しております。食材の良い部分をくっきりと浮かび上がらせて美味しく美しく食べてもらう、そんなお料理をコンセプトに日々努力しております。
また、お客様にたくさんのワインに出会っていただき、自分の好みのものを探していただけるようワインだけでもご利用いただけるテイスティングルームも同フロアに併設。アペロタイムなど、思い思いの使い方でお楽しみいただけます。
2013年に誕生した島之内フジマル醸造所のように、このワイナリーもまた、土地とワインと人を繋げ、ワインが日本の日常の風景に溶け込むきっかけとなればと思っています。