液体の色合いもエチケットも、美しくて楽しいアルフィオーレのワイン。
リリースしたての出来立てワインにももちろん、フレッシュな美味しさがありますが、
「その真価を発揮するのは半年から一年以上寝かせたときです。」
造り手の目黒さんは常々おっしゃっていました。
そこで、2018年ヴィンテージでまだ残っていたワインを6本選び、お得なアルフィオーレ・セットを企画しました(それぞれ単品で買うより1,000円程度お安いです!)。いろんなブドウ品種を用いたロゼ、軽快なロゼ・スパークリング、そして赤のスパークリングワイン「ランブルスカ」。一年セラーでゆっくりと寝かせたことにより酸は和らぎ果実味は練られ、全体に優しい調和がとれています。また果皮由来の旨みもじわじわと溶け出してきています。
この6本で宮城・アルフィオーレの本当の美味しさを実感していただけると思います。自信をもってお勧めします!
※一点だけモモの画像が使われていますが実際には「クノウワインズ バイ ユウキナカノ パエオニア ラクティフローラ オレンジ 2018年」が1本入っています。
セット内容のワイン6種類
【ロゼ】 ブッチ 2018年(メルロー、MBA、デラウェア)
ぶどうの表現方法やポテンシャルを実験しているワインです。まだまだ発展途上でどう変化するのかわかりません。みなさんと共有していきたいワインのため、テイスティングコメントはあえて詳述しませんが、味と香りに複雑さと奥行きがあります。主にフリーラン(ぶどうの2番汁)を使っています。そして、ぶどうの副産物、別のワインで出たオリを、たくさんブッチのタンクに入れ、シュルリーもシュルリー! オリから出るたくさんの旨味成分をねらいました。
【ロゼ】 ロザート 2018年(ネオマスカット、ナイアガラ、スチューベン)
はじめにネオマスカット特有の金木犀やバラの香水のような華やかな香りが立ちこめ ます。グレープフルーツの綿のような柑橘の酸とほのかな苦味があります。最後に舌の 中央に旨味が乗ってきて、アミノ酸系の旨味が余韻として後を引きます。 2019 年 8 月現在、ボトリングして 2 ヶ月ですので味わいのバランスが落ち着いてくる のは、少なくとも 11 月以降こうからになります。Bianco 同様 2020 年の春くらいまで 落ち着かせてから抜栓していただけると、さらに色々な要素が加わって複雑さも増し、 重心も下がってくると思います。 ネオマスカットとナイアガラをミックスして3週間のスキンコンタクト後にプレスし て、アンフォラにて7ヶ月間熟成。同じく南陽市風間さんのスチューベンもマセラシオ ンカルボニック後に即プレスして、アンフォラにて発酵・7ヶ月の熟成しています。
【ロゼ】 hana ハナ 2018年(スチューベン)
凝縮感のある素晴らしいスチューベンの可能性を探るべく3つの方法で小仕込み(ブランドノワール、マセラシオンカルボニック、醸したスチューベン樽仕込み)したあと、それらをブレンドしてアンフォラにて3か月間熟成させました。程よいタンニンのアタックと深い余韻と旨み。ローズ、ハイビスカス、ブラックチェリーなどの香り。タンニンがさらに丸くなる1、2年後が楽しみでなりません。
【泡・赤】ランブルスカ 2018年(デラウェア、スチューベン、山ソーヴィニヨン、ナイアガラ)
デラウェア、スチューベン、山ソーヴィニヨン、ナイアガラ。ランブルスコへのオマージュで造られた、即興でのジャズ・セッションのようなワイン。瓶内二次発酵による赤のスパークリングです、気楽にワイワイとお楽しみください。
【オレンジ】クノウワインズ バイ ユウキナカノ パエオニア ラクティフローラ オレンジ 2018年(デラウェア、シャルドネ、メルロー、PG、CF、CS)
3日間、全房で軽くエキスを抽出したシャルドネ、メルロー、ピノグリ、カベルネフラン、カベルネソーヴィニョンと全房のデラウェアを一緒にプレスしステンレスと樽で発酵した混醸ワインです。 熟睡はステンレスのみで8ヶ月。
【ロゼ】 クノウワインズ バイ ユウキナカノ ロゼ 2018年(デラウェア、スチューベン)
亜硫酸塩やその他の添加物は無添加・ノンフィルターです。山形県上山市のデラウェア、南陽市のスチューベン使用。収穫後、即プレスしたデラウェアと全房100%のスチューベンをプレンド。ワインは食事と一緒に楽しむ事が良いと私は思っております。その考えの元に食事と一緒に噛んて食べるようなワインを作る為にあえてタンニン要素が強くでる赤ワインの醸造方法をスパークリングワインに取リ入れたアブノーマルなワインです。 飲んでもぐもぐ、呑んてモグモグ。そんなワインです。