「さしすせそ、み 基本の調味料」
モノが溢れるこの時代だからこそ、
知っておくべき宝物がある。
日本人の命である基本の調味料
さしすせそ
13年前、ワインショップとしてスタートした「FUJIMARU」
ワイン商、ブドウの栽培や醸造、多彩なレストラン展開で”ワインを日常に”食の魅力とともに発信し続けてきました。今回フジマルセレクションとして、「基本の調味料」をお届けいたします。昔から愛されてきた、日本の味。未来に残したい、厳選された英知と技術の結晶。時代に消費されない珠玉の逸品をおたのしみください。
す ・ 伝統醸造こめ酢
世界遺産のある和歌山県・熊野三山の地で古式醸造の伝統を受け継ぎ、熊野杉の木桶による古式醸造を今に伝える丸正酢醸造元。蔵人たちは、地元の米と熊野山系の伏流水を使い、日々の気候と共に菌が活発に活動できるようやわらかな菰(こも)を桶に巻き、醸造酢を丹精します。築100年を超える蔵の中に棲みついた”蔵付きの菌”が落ち着いた香りを作り出すため、開けた瞬間の香りの立ち上り方から違います。木桶の中でじっくりと酢が育つの待つため、酸味の中に感じるまったりとしたうまみがあり、とがった酸味が苦手な方にもお勧めです。カドのないまろやかな風味は、ちらし寿司や和えものなどの具材の持ち味を生かしスッとなじみます。
公式HP
基本の調味料を使ったレシピYouTubeで公開中!
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このセットを作成するきっかけになったのは代表・藤丸からの「調味料を見直したい」というメッセージでした。
この一言には、日々の食生活の中で、今一番大事にしたい事由が詰まっていると思います。
原産地と製法が判然とし、嘘偽りのないつくりの数々は、必ずや人生を豊かにする一助になるはずです。
「ワインを日常に、日本の食材を食卓に」
フジマルセレクションが、
お客様の生活の中の喜び楽しみや
大切な人への贈りもの
自分が貰って嬉しいものになれば、
そんな気持ちで厳選しました。
ぜひ、手土産に、ご自宅用にお使いいただけましたら幸いです。
<代表・藤丸より>
半生を捧げてきたファインワインの故郷を巡る旅は、出会いの旅でもありました。そして、フジマルの思うファインワインとは決して機械的に突然産まれてきたものではなく、その土地、ヒト、歴史が複雑に絡みあいながら捻り出されたような存在であり、その風土から絞り出された渾身の一滴は地球の裏側に住む人たちまでを魅了し、惹き寄せるワインだと確信しています。
そんな珠玉のワインを追いかける道中で、ワイナリーと同じように人生をかけて食に向き合う職人たちに出会ってきました。直接向き合う対象がワインではないだけで、人生や地球に対する姿勢、考え方を共有し共感することのできる同志が作る食の逸品は、ワインと同じようにその土地にヒトをいざなうことのできる磁石のような存在なのです。
もしかすると次々と新しいモノが産まれては消費されていく世の中だからこそ、彼らの存在、役割はさらに大きく光り輝くのかもしれません。
フジマルグループではこの時代におけるそんな羅針盤のような食の生産者を紹介していくことをチームの新しい『愉しみ』として加え、食における楔の役割をさらに豊かなものにしたいと考えています。