ワインについて
ワインについて
原料:デラウェア(大阪府産 100%) 酸化防止剤(亜硫酸塩)使
内容量:750 ml アルコール分:11%
ワイナリーより
●FUJIMARU のデラウェア
私たちはデラウェアがワイン用ブドウとしても優れた品種だと考えています。大阪の自社畑で丹精
込めて育てるデラウェアは房と果粒が小ぶりで、果皮が分厚くて種も多いため、旨味がギュッと詰ま
っています。その魅力は華やかさや派手さではなく、滋味深く体に染み込むような美味しさ。
その特徴をもっとも発揮するのがオレンジワインで、さらにクヴェヴリ(ジョージアでワイン造りに用
いられてきた卵型をした粘土製の素焼きの甕)での熟成は相性が素晴らしいです。このような考えのも
と、私たちはこのキュベを FUJIMARU のフラッグシップワインとして作り続けています
●ブドウ&ワイン作り
GW 前後から開花・結実の時期にかけての断続的な雨に苦しめられた 2023 年。幸いにも収穫の時期に
は天候に恵まれて健全なブドウを収穫することができましたが、熱帯夜のつづく状況を鑑みて完熟を
待つよりも酸を残すことを強く意識しました。醸し期間中は毎日力強く酸素をしっかり送り込みなが
らピジャージュしていますが、このヴィンテージはタンニンが少なくキュッとした酸が特徴で、例年
に比べてやや還元寄りのすっきりドライな仕上がり。瓶熟するのも楽しそうです。
●複雑さのために少し濁りを残して
前ヴィンテージの 2022 年はできるだけクリアにして、濁りがもつ独特の旨味に頼らずにデラウェアの美味し
さを最大限に表現することを目指しましたが、このヴィンテージはクリアにすると複雑味がなくなってスッキリ
しすぎてしまうため、あえて細かい澱を少し残しました。
日本ワインでは濁りのあるスタイルがかなり肯定的に受け入れられるようになり、ワインにおいても濁り=旨
味という認識でむしろポジティブに考える方が増えました。しかし、実際にはデラウェアのワインを世界へ発信
していきたいと考えたとき、やはりクリアなつくりの方が広く受け入れられやすいのは確かです。
できる限りクリアなつくりを目指したいと考えていますが、それに執着はせずに、その年のブドウの質やワイン
の味わいに合わせて、澱の有無も含めた柔軟で自由な表現をしていきたいと考えています
詳細情報
除梗破砕の後、樹脂の開放タンクで毎日1~2回ピジャージュしながら2週間の醸しながら自然発酵。
主発酵終了後、メンブレンプレス機で搾汁しフリーランとプレス分を合わせ、250L のクヴェヴリ 4 基
で 10 ヶ月熟成。200L ステンレスタンク 4 本に澱引き後さらに 1 か月熟成し、3 タンクのみアッサンブ
ラージュして瓶詰。残り 1 タンクは大阪 White に使用。亜硫酸塩は熟成時に 30ppm のみ添加
フジマル醸造所(島之内・清澄白河)の成りたち:
2010年、ワインショップFUJIMARUやカーヴ・デ・パピーユなどワインショップを経営する株式会社パピーユが、ボランティア数名とともにカタシモワイン&フード(通称カタシモワイナリー)より、柏原市大県(おがた)にある『堂の内畑』(マスカットベリーA)を借り受け、カタシモワイナリー内にて委託醸造を開始、『ドメーヌ・デ・パピーユ』ブランドのスタート。2011年、耕作放棄地であった『岩崎谷畑』を大阪府の外郭団体みどり公社の斡旋で地主さんより借り受ける。再開墾し垣根仕立てのぶどう畑(メルローなど)を造成。2012年、高井田にてデラウェアとベリーAの畑を新たに賃借。また、羽曳野市の飛鳥ワインにて太子町のデラウェアを委託醸造。2013年、大阪市中心部、島の内にて醸造所を設立。自社畑産ブドウのほか大阪や日本各地から買いブドウを仕入れて醸造しています。日本でも類を見ない都市型ワイナリー『島の内フジマル醸造所』です。2013年以降はすべて島之内フジマル醸造所にて醸造。そして2015年8月には東京・清澄白河にフジマル醸造所をオープン。こちらではおもに東日本のブドウ栽培農家さんから原料葡萄をわけてもらって醸造しています。
ぶどう造り:
約2haの自社管理畑のブドウから造ったワインは「キュベパピーユ・シリーズ」としてリリースしています。その他に日本各地から質の良いブドウを仕入れ醸造を行っています。自社管理畑ではボルドー液以外は年に2~3回ほどの防除のみと減農薬を心がけ、農作業はすべて手作業で注意深く行いました。収穫されたブドウは選果、粒よりし健全な粒のみを使用。ワインをお飲みになるお客様の顔を想像しながら、スタッフとボランティアの方々とで力をあわせワインを造りました。本当にたくさんの人に手伝っていただいたおかげで私たちのワインは出来上がっています。