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赤ワイン
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ドメーヌ フィッシュバック/スフィックルージュ 2021(赤)
商品説明
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<インポーター資料より>
フランスとドイツの国境のワイン産地、アルザス。
この地理的要因が、特徴的なワインを生み出し、また特徴的な文化も育んでいます。
個人的には、ちょっと保守的な人が多いのかな?という印象もありますが、それは実直で強い信念を持ってい るというのと裏表でもあったりします。
そんなアルザスにあっても、若い世代はまっすぐと次の未来を築こうとしていると感じます。 ドメーヌ フィッシュバックのジャン ドレフュスもそんな若者の一人です。
家族や地域の伝統としてのワイン造りを尊重しつつ、これからやってくる破滅的な環境の変化に真正面から対 峙する強さがあります。
フランスのワイン産地としては、高めの緯度(北)に位置するアルザスでも、ここ数年は熱波続きです。植物 や大地へのストレスは大きく、それを癒やすタイミングもありません。 だからこそ環境保全型農業が重要であるし、そうした産品を支持してくれるコミュニティ作りが重要です。 記録的な熱波となった 2023 年の夏にジャンを訪ねた時、ファーストヴィンテージの時からの付き合いでした が、この訪問で、はじめて知ったことがありました。 それは、彼が毎夏、自分の村で大きなワインと音楽のフェスティバル PINOT&SONO を主催していることで す。 トレンハイムは人口 600 人ほどの小さな村です。ここに 1000 人を超える人が、フェスティバルの際には訪れ るのだと言います。
この PINOT&SONO というお祭りですが、ピノ ノワールをはじめとするブドウ品種を想起させる PINOT と音 響機器や音から転じて DJ 音楽を意味する SONO の組み合わせが名前になっており、地域の若者たちがナチュ ラル ワイン片手に飲んで踊ってという楽しそうなイベントです。
もちろん、楽しいだけでない目的も主催するジャンたちにはあったりします。 このイベントは、自分たちがどんな人物で、どんなことを考え、どんな仕事に取り組んでいるのか、地域の人 に理解してもらう取り組みでもあるのです。 オンラインが発達した現代では、地域やリアルのコミュニケーションは相対的に減少します。そんな状況のな かでは、自分が何者であるのかを積極的に開示しなければ、その取り組み(例えば環境保全型の農業をしてワ イン造りをしている)などは伝わりません。 未来を変える、社会を変えていくのには一人の力ではできませんし、多くの人の理解と共感が必要です。
だか らこそ、お互いがどんな人間であるかを知り合う場としても、このお祭りが重要なのです。 be a good friend の造り手たちには、同様の取り組みをしている造り手が多くいます。 リムーザンに移住したグザヴィエ マルシェなんかも地元の人たちに開放したお祭りを催して、自分たちの取り 組みを紹介しています。 彼らの姿を見て、私もこうしたコミュニケーションを深める場を用意しないとな...とプロジェクトリストが、 またひとつ増えたのでした。
価格:
3,770円
(税込)
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