~ エグリ・ウーリエが好きな理由~
            株式会社パピーユ 代表 藤丸智史

多分、今のナチュラルワインのファンの方からするとナチュラル系シャンパーニュというとまず筆頭に上がるのがジャックセロスだと思います。そして、そこからアグラパール、ヴェットエソルベ、ジェロームプレヴォー、マルゲやユリスコランなどスター生産者を思い浮かべるんじゃないでしょうか?
でも、僕が一番最初に思い浮かべるのはエグリ・ウーリエです。

フランシスが畑を継ぎ、有機栽培の方向へ舵を切ったのは1990年代なのでもう30年以上も前。タイミング的にはジャックセロスのアンセルムが全畑でビオディナミを始めるかどうかと同じ時期(資料だとアンセルムはその15年ぐらい前から様々なトライをしています)なので、他のエリアのナチュラル系生産者の誕生と合わせて考えてみると、今のナチュラル全盛時代に繋がる種が蒔かれた、『変えよう』というエネルギーに満ち溢れた時代だったんじゃないかなーと思います。

フランス人のこういう自分たちで変えるぞーっていうテンションの時ってどんな感じなんでしょうね。なんかゾクゾクします。(あ、あくまでも僕の妄想&私見なので!でも、なんかこういうの想像するとワクワクしません?)
で、僕がエグリ・ウーリエが好きな理由は、ただただサステイナブルとか有機栽培とかの話ではなく、彼のワインをもう20年近く飲んでますが、ずっとハイレベルで安定していて、いつも必ず美味しいのです。
確かにジャック・セロスの繊細さの中の強烈なパワーというか、存在感みたいな感じとはまた雰囲気が違うので、比較することに全く意味がないんだけど、昔のジャック・セロスのワインは、ヴィンテージや飲むタイミングによっては正直、理解しにくい時もありましたが、エグリ・ウーリエの場合は、開けるのがちょっと早すぎた?みたいな硬い感じはあっても(自分の責任ですね(笑))、あれ?みたいなのは一度もありませんでした。

念のため、もう一度書きますが、シャンパーニュという枠組みだとジャック・セロスしか、エグリ・ウーリエと並べて書ける生産者が思い浮かばなかったので、名前を出してしまったけれど、時期的なものが比較的近いだけで、ポルシェとフェラーリぐらい違うタイプです。(どちらも乗ったことないですがw)
あと何よりエグリ・ウーリエはこのクオリティにも関わらず、15万本も毎年リリースしているおかげで、ちゃんと買える!どれだけ有名でも飲めないワインは妄想の世界でしかないわけで、例に漏れず、すっかり高くなってしまったけれど、やっぱり若い方にも一度は飲んでほしいシャンパーニュなのです。
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