ワインについて
ワイナリー様資料より
●ワインについて
【特徴】
品種:山形県産デラウェア種100%使用 産地:山形県
発酵中のワインを瓶詰めし、瓶の中で発酵を継続させることで、酵母が生み出した炭酸ガスがワインに溶け込んだ発泡ワインです。無濾過のためぶどう由来のにごりや澱が残り、それらが格別の風味を醸し出します。
このワインは、上山市近隣の協力農家が造った完熟したデラウェア種100%を使用しています。山形で栽培の盛んなデラウェア種、しっかり栽培・醸造したものには華やかな香りと奥行きがあります。
亜硫酸を使用しない「サン・スフル」で醸造を行い、アンセストラル法により発泡ワインに仕上げました。
アンセストラル法とは、発酵中のワインを瓶詰し、瓶の中で発酵を継続させることで、酵母が生んだガスがワインに溶け込み発泡ワインになることです。酵母が生んだきめ細やかな泡が、デラウェアのフレッシュな香りをますます引き立てています。また、ろ過をしないで瓶詰めすることでぶどう由来のにごりが残り、それが格別な風味となっています。
酸化防止剤を使用せず、ろ過も行わない素直な味わいと、1本1本それぞれの瓶の中で育まれた、生き生きとした味わいをどうぞお楽しみください。
【注意】抜栓時に吹き出す可能性があります。
よく冷やしてゆっくりと抜栓してください。
生産者について
Takeda Winery タケダワイナリー
●詳細・歴史
Wine Story
タケダワイナリーは、蔵王連峰のふもと、山形県かみのやま温泉郷よりほど遠くない南向きの高台に位置しております。
1920年(大正9年)果実酒醸造免許を取得し、当時としては画期的なワイン(ブドー酒)を作り始めます。そのワイン工場はタケダワイナリーの前身となる「武田食品工場」という名前でした。上山市で代々、ぶどう栽培を行っていたこともあり、ワイン造りを開始します。以来、「良いワインは良いぶどうから」をモットーに土造りからはじめたぶどう栽培、ワイン醸造を続けております。
四国の実践・篤農業家、福岡正信氏が提唱する自然農法。
これを手本とし、自然の環境を自分たちの畑で再現し、自然サイクルを確立するという考え方のもと、過剰な施肥を排除し、自然のサイクルを最大限に活かした、減農薬・無化学肥料によるぶどう栽培を行っています。また、ルドルフ・シュタイナーが提唱したビオディナミも取り入れています。
収穫期の見極めや仕込み、澱引き、瓶詰めなどの栽培から醸造の作業はできるだけ、ビオディナミで使われる月の運行に従っています。