ドメーヌ デ ロンス現当主ケヴィンは 3 代目。自然な葡萄栽培を信条としていた先代の想いを引き継ぎ、化学肥料や
農薬は一切使用せず、ジュラの伝統と自然界のリズムに基づくビオディナミ農法とを組み合わせた栽培を行っています。
ワイン造りに関しては、不安定になることを好まず必要最低限の SO2 を使用しているとの事ですが、味わいから
SO2 は感じられないピュアな味わいでした。
どのアイテムも熟度が高く健全で、ジュラらしい引き締まった酸味。研ぎ澄まされた硬さの中に、塩気のある旨味が
広がります。作り手の誠実な人柄が感じられる安定した造りのワイン達です。
ワインについて
【輸入元様資料より】
産地:フランス/ジュラ 品種:トゥルソー
粘土質石灰土壌。ケースに入れ運ばれた収穫ぶどうは手で網を使って除梗、タンクに入れスターター(pied de cuve)と共に発酵。
ぶどうが乾かない目的で 2 日に 1 回優しくピジャージュし、軽い抽出を心掛けている。フリーランとプレスは一緒にステンレスタ
ンクにて 12 か月熟成。マロラクティック発酵終了後 3g/hl、瓶詰め時に 1.5g/hl の亜硫酸を加え、フィルターには掛けず SO2 を
1.5g/HL 加え瓶詰め。
淡い僅かにレンガ掛かったルビー。赤いお花の引き込まれるような芳しい香り。スワリングすると上質なピ
ノ・ノワールに感じられる華やかなオレンジの香りが広がる。口に含むと軽やかでエレガントなチェリーゼリーの風味が表れる。
仄かなタンニンで、繊細な味わい
[スタッフ テイスティングコメント:齋藤]
小梅や木イチゴの滴のような可憐で繊細な香りと果実味に、透明感ある酸味。儚さがありながら長く続く出汁っぽい
旨みと、森の奥深くで摘んだばかりのシャンピニオンのニュアンス。ジュラらしい魅力を放つ味わい。クリーンで安
定感あります。
生産者について
DOMAINE DES RONCES ドメーヌ・デ・ロンス
●詳細・歴史
ひょんなことから出会ったジュラの「ドメーヌ・デ・ロンス」。
ジュラ地方はフランス東部に位置し、スイスとの国境に近い美しい自然環境に恵まれた地域。石灰質の土壌と涼しい気候により、独特のミネラル感と酸味を持つワインを生み出すことで知られています。
ドメーヌ・デ・ロンスは1950年ジョルジュ・マジエールにより誕生しました。その後1986年に息子ミッシェル・マジエールに受け継がれ、2016年にはさらにその息子ケヴィン・マジエールが引き継ぎ現在に至っています。
先代ミッシェルは自然なぶどう栽培を信条としており、2010年にはビオ認証を取得。現当主ケヴィンはその信条をさらに発展させ、2016年にデメテール認証を取得しました。
ジュラの伝統を尊重しつつ、ビオディナミ農法を取り入れ、化学肥料や農薬を一切使用せず、自然界のリズム(月の満ち欠け・季節の変化)に従って作業が行われています。これにより葡萄は自然の恵みを最大限に受け、健康で高品質に育ちます。
醸造ではワインが不安定になることを避けるため、最小限の亜硫酸(SO2)のみを使用し、安心して楽しめるワイン造りを行っています。