若くして熟練、リースリングの表現者。ドイツ ゲオルグ・ブロイヤー来日☆
2025年7月、ゲオルグ・ブロイヤー現当主テレーザさんとディナーをご一緒し、
村名クラスからグランクリュまでのリースリングをテイスティングさせていただきました。
ゲオルグ・ブロイヤー醸造所の現当主テレーザさんは、19歳の若さでワイナリーを引き継ぎました。
当時、まだワイン醸造学校の生徒だった彼女は、あまりの優秀さに周囲が驚くほどだったそうです。
父ベルンハルト氏は、ドイツの甘口全盛期にあって辛口リースリングの復権を目指した先駆者。
その志を継ぎ、テレーザさんは若くして名門ワイナリーの舵を取り、今では世界中のレストランから注目される造り手に。
彼女の明るくパワフルな人柄は、ワインにも表れており、
どのキュヴェも土地とヴィンテージの個性がくっきりと現れた純度の高い味わいです。醸造はどのキュヴェも基本同じとのことでしたが、造り手さんの土地やブドウへ愛着、リスペクトの気持ちが栽培や
醸造で活き、まるで風景が見えるかのような味わいに繋がっていると感じました。
所有する4つの特急畑の果汁より、個々にグランクリュ用に醸造、
最後の最後にグランクリュにならなかったものをブレンドしています。
白桃の香りがより華やか、酸味と果実味がバランスしており、セカンドラベルながら、その存在感は圧巻です。
ワインについて
輸入元様資料より
●ワインについて
所有する4つの特級畑の果汁のブレンドで、醸造所のセカンドラベルにあたるワイン。
ワイン名はラテン語で急斜面を意味し、急斜面の畑のぶどうのみを使用していることを強調しています。エチケットのデザインも急斜面の断面をイメージしています。大樽での熟成。
生産者について
ゲオルグ ブロイヤー Georg Breuer
●詳細・歴史
Wine Story
ドイツ“辛口”リースリングの復権に挑んだ、ラインガウの名門
ほんの百年ほど前、世界で最も高価とされていたワイン…それはボルドーでもブルゴーニュでもなく、ドイツワインの聖地・ラインガウのリースリングであったという史実があります。
食事によく合う最高の辛口ワインとしてラインガウのリースリングが世界中で愛されてた過去。その復権の立役者が、ゲオルグ・ブロイヤー醸造所の前当主であるベルンハルト・ブロイヤーさんです。
2004年5月20日に急逝した氏の遺志は、娘の現当主テレーザ・ブロイヤーさんに引き継がれ、「ドイツワインの復興」という壮大な目標に着実に向かっています。
ブロイヤーワインの特徴
ブロイヤーさんのワインの最大の持ち味は引き締まったボディと強靭な酸。それは、ぶどうの種が茶色くなるまで生理的に完熟した状態でありつつ、過熟していない青いぶどうのみを粒単位で選別しているから。そのこだわりによって、ワインはしっかりとした果実味を持ちながらも重くない、独特の味わいを持つようになります。