ワインについて
輸入元様資料より
●ワインについて
【特徴】
産地:ドイツ ファルツ
品種:シルヴァーナ 25%、リースリング 25%、ミュラートゥルガウ 25%、ショイレーベ 25%
嬉しい1リットルボトルです!
シルヴァーナとショイレーベは軽く破砕し 3 日間全房マセレーションし、プレス後に古バ
リックで自然発酵。残りの半分は全房プレスし、ステンレスタンクで自然発酵。
11 か月シュールリーし、無濾過で瓶詰め。
柑橘系にしっかりとした酸に心地よい酢酸のニュアンスが食欲をそそります。
華やかさもありながら、優しく柔らかい味わいで、バランスが良く、これからの時期のグラ
スワインのぴったりな味わい。
生産者について
Georg Lingenfelder ゲオーグ・リンゲンフェルダー
●詳細・歴史
Wine Story
デニス・ウォルフの従兄弟でもあるゲオーグ・リンゲンフェルダーの家族はこの地
で 500 年前からブドウを栽培しています。
また、3 世代前からこのワイナリーでは不
介入主義が貫かれており、化学農薬や除草剤といった化学製品や培養酵母が使用さ
れたことは一度もなく、補糖や補酸もしてきませんでした。
畑こそが全てを生み出
すものという考えの元、なるべく重機を畑に入れない工夫も代々施されてきました。
そんな家族の現当主となったゲオーグは、父親のラインナップとは別に独自のワインを造
り始め、2021 年に最初のビンテージをリリースしました。大学で地質学を専攻していたゲ
オーグは地層の違いに詳しく、父親から畑を譲り受けた際も、彼が地質的に最も「面白
い」と思う区画を分けてもらいました。またゲオーグにドグマチックな考え方はあまりなく、
常にブドウ樹と対話しながら畑仕事をしています。
本人も言うように「ワインメイカー」で
はなく、自然のプロセスのエスコートをしている管理人のような感覚はゆったりし
ている彼の話し方からも伝わってきます。家族代々自然を尊重したワイン造りを続けてき
たからか、彼が自然に対して持つ畏敬の念は会話を通じて強く伝わってきます。ブドウやモ
ストの扱い方も非常に丁寧で、まるで赤子をあやしているようにも見えます。
グロースカールバッハは有名なダイデスハイムから北に 20km の位置にあり、ゲオーグの
畑はショヤマンやゼッキンガーよりもライン川に近いです。そのため土壌はより肥沃かつ
気候やより温暖で、丸みと温かみのあるワインができます。
2021 年がファーストビンテー
ジの彼の旅は始まったばかりであり、既に大きく注目されている若手です。