ワインについて
輸入元様資料より
●ワインについて
産地:フランス ラングドック地方
品種:ミュスカ ア プティ グラン40%、テレブラン20%、グルナッシュグリ20%、グルナッシュノワール20%
粘土石灰質土壌の畑に植えられたヴェルメンティーノとグルナッシュブランを使用。除梗して軽くパンチングを行う。ピジャージュを行いながら、10日間マセラシオン。
自然酵母のみで発酵させ、グラスファイバータンクで6か月熟成。亜硫酸を添加せずにノンフィルターで瓶詰。
やや濁りのあるピンクの入った淡いオレンジ色。
マスカット系の華やかさと、マンダリンオレンジやグレープフルーツなどの柑橘の香り。熟した黄桃、桃のシロップ漬けの様なギュッと凝縮感のあるフルーツの香り。
味わいは、マスカットのアロマティックさに加え、ピンクグレープフルーツの果汁のようなフレッシュ果実味と若干の苦み。
質感は柔らかく、黄桃の種のような酸味が味わいを引き締め、ドライな仕上がりで重くならずに飲めます。
冷やしすぎず、13℃くらいで大きめのグラスでゆっくり楽しむ事をお勧めします。
2日目以降も不安定になる事も無く、十分に安心して楽しむことが出来ます。
生産者について
レスカルポレット(イヴォ フェレイラ) L'Escarpolette(Ivo Ferreira)
●詳細・歴史
Wine Story
ラングドック地方に居を構えるドメーヌ レスカルポレット(名詞のエスカルポレットは古いフランス語でブランコの意味) は、生き様がピュアに表現されたワインを造る魅力溢れる生産者。若く心優しいイヴォ フェレイラの人柄がワインの味わいからダイレクトに感じられます。
彼にドメーヌ名の由来を尋ねると「ブランコで遊ぼうと思えば止まらないようにこぎ続けるだろ?ワイン造りも同じさ、努力し続けなきゃね。」そう無邪気に、そして実直に答えてくれます。前に進み続ける芯の強さと明るさを兼ね備えた彼らしい答えです。
イヴォ フェレイラは、ソムリエとしてサービスの仕事に従事していた時にワイン造りに興味を持ち、2004年にジャン マルク ブリニョの収穫を手伝ったのをきっかけに、その興味を具体的な目標へと高めていきます。収穫作業の後も醸造の手伝いを続け、剪定の時期にも再訪するなどジャン マルク ブリニョと時間を過ごし、彼の哲学に惹かれていきます。そして、2005年からはボルドーのシャトー ル ピュイで仕事を得てワイン造りを学び、2009年に自身のドメーヌであるレスカルポレットをスタートさせます。
レスカルポレットはラングドック地方、モンペリから北西に進んだモンペイルーという村にあります。丘陵地帯に位置する畑は、理想的なテロワールで、ミネラル豊富な石灰基岩の上部に石が多く乾燥した土壌が広がり、春から初夏にかけては北西からの強風のおかげで病害の発生が少なく、ボルドー液や硫黄の散布すらも最小限で済むそうです。また気温の上がる夏には、海からの風のおかげで涼しさがもたらされ、フレッシュさを維持したブドウを育てることができます。畑の周囲には自然豊かな森が広がり、様々な動植物が生きた多様性溢れる環境は、健全なブドウを共生のなかで育ててくれるといいます。この恵まれたテロワールをいかして除草剤や殺虫剤、化学肥料などを用いない自然な栽培を採用し、自然酵母のみで発酵、補糖・補酸といった人為的介入を排除した醸造を行っています。
理想のワインの姿を尋ねると、上品さや繊細さ、フレッシュさ、なめらかさ、ミネラル感を備えたワインであるといいます。彼がワイン造りを行うラングドック地方は、果実味やアルコール感の強さを得るのは比較的容易な産地ですが、反面エレガントさやフレッシュさといった飲み心地につながる味わいを得るのが難しい場所です。しかし、ひとたびレスカルポレットのワインを口にすれば、彼が理想に掲げる個性がしっかりと表現されているのに驚いていただけると思います。充実した果実味と美しい余韻やなめらかな飲み心地の調和は、ラングドックの豊かな自然とイヴォ フェレイラの繊細な人柄の調和から生まれた唯一無二の個性なのです。
ドメーヌ レスカルポレットのもうひとつの魅力が、美しいエチケットデザインです。彼の友人の母が書家で、彼女がプレゼントしてくれたデザインです。ドメーヌ名のレスカルポレット (=ブランコ) が描かれたものと、ブドウの樹を抽象化したものが描かれています。