赤ブドウ品種であるマヴロダフネ、白ブドウ品種の内モスカテラ、ツァウスィ、ヴォスティリディも、ワイナリーのあるケファロニア島西部の半島にあるクスーリに畑がありますが、ケファロニア島の象徴的な土着品種であるロボラは島中央の山間部の石灰質の土壌を好むため、ヴラディスはそこからブドウを購入しています。真っ白な岩の間に植えられたロボラを見てケファロニア島を支配していた近世のヴェネツィア人達は“Vino di Sasso!(岩のワインだ!)”と言ったと伝えられ、スクラヴォス・ワイナリーのロボラのキュヴェ名もそれに由来します。