飲んでみると取っつきやすくて分かりやすい美味しさもあるパオロ ベアのワイン。しかしより深く観察してみると、妖艶さだったり気品だったり、圧倒的に長くうっとりとするような余韻に気付かされます。ぜひ様々な角度からお楽しみください。
<輸入元様資料より:ワインについて>
彼らがサン ヴァレンティーノと呼ぶ区画のサンジョヴェーゼ、モンテプルチャーノ、サグランティーノを使用したワインで、もともとはモンテファルコ ロッソDOCとしてリリースされていました。今現在はセラー近くの樹齢の若い区画のブドウ(サンジョヴェーゼ、モンテプルチャーノ、サグランティーノ)とサン ヴァレンティーノ(区画名)に隣接する場所に買い足した区画に植えたサグランティーノも使用し、サンジョヴェーゼ60%、サグランティーノ25%、モンテプルチャーノ15%の比率らしいのですが、ウンブリアIGTのラベルにはサグランティーノとモンテプルチャーノが入っていることを表記できない(DOCと混同させないため?)ようで、ラベル上では「イタリアを代表する黒ブドウ品種であるサンジョヴェーゼとモンテファルコの土着高貴品種」という濁した表現がされています(笑)。今回入荷したのは2010で、アルコール度数も15%超!!
<輸入元様資料より:生産者について>
1500年代から、モンテファルコに住んでいることが古文書の記録から確認されているベア家の現当主ジャンピエロ氏が始めたワイナリー。単位面積あたりの収量を抑え厳選されたブドウからのみ醸造を行うため、年によって生産量は大きく異なる。土壌やブドウなどの可能性を信じバイオダイナミクスを実践している。ワインはサグランティーノというブドウの特性が濃く反映された、凝縮性の高いものとなっている。フィルタリングがワインの風味やエキスを減少させると考える彼は、それを全く行わない。