品種:シラーズ 産地:南オーストアリア州バロッサ・ヴァレー
【輸入元様資料より】
Poco Rosso=Little Redを意味する2021ビンテージに於けるTom Shobbrookのスマッシュ ヒット。
Syrah100%、半分を全房でダイレクトプレス、残り半分はダイレクトプレスしたジュースと共に全房発酵。
Poolside【プールサイド】よりもガーネットが濃く、しかしながら淡い色調で、フレッシュベリーのジュースにクリスマススパイスを効かせた様な、グビグビ飲める仕上がりとなりました。
飲み込んだ印象はさながら抜群に美味しいTavel【タヴェル】の如し。Shobbrookのファンには溜まらない1本になりました。
■ワイナリーについて:
ショブルックは南オーストアリア州バロッサ・ヴァレーで長年に渡りブドウ農家を営み続けてきた一族の出身。
一念発起して2001年から6年間イタリアに渡り、トスカーナ州キァンティのリエチネを拠点としてヨーロッパの様々なワイナリーで経験を積み、2007年よりワイン作りを開始しました。ブドウ農家の出身だけあり、トムが自らのワインを作り始める上で最初に手掛けたのは、収穫するブドウ畑全てのプラクティスをビオディナミによる運営に切り替える事でした。ブドウの質がワインの質を決定する最大の要素であると考えているからです。次にトムが挑み始めたのは極力ナチュラルなワイン造りです。
現在ルーシー・マルゴーと並んで南オーストラリアのナチュラリスト御三家と称賛されているトム・ショブルック。
奇しくも同じ年に同じアプローチでワイン作りをスタートした2人。設立当初はお互いを意識する余りに激しいライバル関係にあった2人。今となっては賞賛しあいながら刺激を与え合う2人。ショブルックがスターダムに伸上る日はきっと近いです。