産地:オーストリア、ハンガリー 品種:シラー、ツヴァイゲルト、ピノ・ノワール、サンクト・ラウレント
《以下、インポーター様資料より》
葡萄はひと房ずつ丁寧に手摘み。シラーはハンガリーの畑、そのほかはオーストリアの畑から収穫し、オーストリアの畑で醸造。
天然酵母で自発的発酵後、マロラクティック発酵。6か月間澱と共に木の樽で熟成。
収穫の翌年の5月に瓶詰め
「ロージャ ペチョヴィチ」は現オーナーのフランツ・ヴェーニンガーの祖母の名前です。ロージャは大変活動的で働き者の女性でした。ファーストネームのロージャはロゼという意味もあり、ワインはロージャへのフランツからのオマージュだそう。
ロージャが生まれた1921年はヴェーニンガーが畑を所有するホリチョン村はハンガリーに属していましたが、同年にオーストリアjへ編入されました。その歴史から2つの国に敬意をこめ、2つの地域のテロワールを反映したボーダレスなワインがロージャ ペチョヴィチなのです。
鮮やかなローズ色。赤いバラ、アメリカンチェリー、フランボワーズ、カシス、ミネラル、紅茶、なめし皮、ユーカリ、腐葉土などの香り。いちごやサワーチェリーなどの赤系果実の柔らかい果実味。しっかりとしたタンニン。高い酸味と硬質なミネラルのフレーバーが味わい全体を引き締めます。心地良い苦みとミネラリックな余韻が長く続きます。
【生産者のご紹介】《インポーター様資料より》
オーストリア、最高峰の赤ワインの造り手が多く居を置くミッテルブルゲンラント州。その州のホリチョン村に180年の歴史を持つワイナリーとして名をはせているヴェーニンガー。
彼の作り出す赤ワインはオーストリアで5本の指に入るといっても過言ではない品質を持っています。フランツ・ヴェーニンガー氏は1995年に”オーストリア ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー”に選ばれ、2000年には”革新的企業家アーキテクチャー賞”を受賞しました。
また、彼のトップキュベ「デュラウ」は2003年の”ミッテルブルゲンラント・ジュエル”の官能検査でトップスコアを獲得しました。ジュエルとはミッテルブルゲンラントの代表品種であるブラウフレンキッシュのトップクオリティの照明Juwel(宝石)を意味します。このジュエルを表示するためには、ブラウフレンキッシュラント醸造組合の官能検査で、1本につき3回のブラインドテイスティングをされ、3回とも75%以上の評価をされなくてはなりません。そのじゅえるのなかでも最高得点を獲得したヴェーニンガーはまさにオーストリア最高峰のワインメーカーと言えるでしょう。