産地:フランス、アルザス 品種:ピノノワール
ほぼクリアーで明るめな淡い色合い。野イチゴ・サクランボ・アセロラのよう果実の香りでキュッ締まったタッチで果実感が優しく染み出て、アフターの酸が口の中を引き締めてくれる果実が繊細なので抜け感も良く心地よいアフターを感じることができるタイプ
2020年は天候に恵まれ質量ともに満足のいく年となったが、糖度の上昇が例年より早くピノ・ノワールの収穫タイミングの見極めが難しい年となったがGueberschwihr村に2区画からなるこのピノノワールは生育速度の違いを逆手
にとり好みのバランスになるよう収穫量を調整し余った葡萄はペットナットにまわした。30%全房発酵。ステンレスタンクにて6ヵ月熟成。
■造り手紹介(インポーター様資料より)
当主のジェローム(26歳)は高校卒業と同時に大工の道に進んだ。しかしワイン愛好家であった祖父の影響を強く受け、ワイン造りを志すようになる。
アルザスのCFPPAで醸造・栽培の資格を取得後、2014年に自身が生まれ育った家にワイナリーを立ち上げる。
彼の大叔父が残した納屋を自身でリフォームしカーブに変え、0.5haしかなかった畑は現在6haまで増えた。
2017年にCFPPAの同級生であるヤン・ビュリーが共同経営者として加わる。
自然と地元をこよなく愛し、土地の個性が強くでるワイン造りを目標とし、その方法としてビオディナミ農法を選択、馬などの動物や自然の力を借りて、ほとんどの時間を畑作業に費やす。
また「テロワールは品種を凌駕する」という言葉を強く信じ、彼の作り出すワインは従来のアルザスワインと違い、品種をエチケットに表記せず、コンプランタッションまたはアッサンブラージュにより、土地ごと区画ごとに醸造される。