グレープフルーツやレモンピールなどを思わせる熟した果実の香り。口に含むと繊細な酸に柔らかな果実味がバランスよくなじみスルスルと喉を通っていきます。夏野菜や魚介類が食べたくなる食事のための白ワイン。食卓がきっと華やぎます、ぜひお試しください。
<ワイナリー様コメントより>
2019年産の白ブドウを全房でプレス掛けして得た果汁(全体の74%)とスキンコンタクトした果汁(全体の26%)をそれぞれ個別にステンレスタンクで醗酵させ、MLFを行わず、澱と接触しながら6ヶ月間熟成させて生まれました。キンモクセイやユリの様な花の香りに、杏や白桃の様な核果、甘さを感じさせるハーブ、スパイス(丁子、コリアンダーシード、白胡椒)等の複雑なアロマがあり、フリンティなニュアンスも有します。味わいは、まろやかなヴォリューム感と爽やかさが共存し、果実味のピュア感や華やかな戻り香が心地よく持続します。清澄作業なし(フィルター処理あり)で瓶詰しています。少量の澱が確認できる場合がありますが、品質には影響はございません。
素材との相性:甘さを引き出した野菜(煮詰めた玉ねぎ、じゃがいも、茴香)、ハーブ(ステビア、ディル、アニス)、魚介(サーモン、帆立貝、甘エビ、蛍烏賊)、豚肉(生ハム、ソーセージ、豚足、スペアリブ)、鴨肉、鹿肉、トリッパ等のモツ料理、シュークルート、タルトフランベ
風味との相性:野菜やハーブが有する甘さや清涼感、豚肉の塩味や脂の甘味にハチミツや香辛料を加えた風味。フルーツとの相性が良い肉や脂分、内臓料理、フロマージュブランやロブルッションのチーズを使った味付けと相乗します。
備考:醤油の味わいにはあまり相乗しません。一方で、野菜の甘みや素材の持つ甘さを引き出した料理法、豚の塩味、脂味を主体とした料理、フルーツを使ったソースの料理にはたいへんによく合います。