2017年より新しい畑に。例年よりも酸が高くよりフレッシュなスタイル。スクリューキャップのほうはよりフレッシュさが保たれた味わいです。
品があり、綺麗でミネラルに富むドライな味わい。「ニュージーランドのリースリングでこの風味が出るとは思っていませんでした。」とは楠田さんのお言葉。今飲んでもよし、数年寝かせてもなおよし。ぜひお試しいただきたい一本です。
2017 Riesling
Martinborough
収穫日: 4 月1、2日
糖度: 20-22 Brix
アルコール度: 11.8%
総酸: 8.3 g/l
残糖: 4.5g/l
醸造: ホールバンチ・プレス(全房圧搾)、ベントナイト投入後約8度で48時間清澄。ステンレス・タンクにて20日間の発酵。澱引き、3ヶ月のタンク熟成を経て2017年8月29日瓶詰め。
生産本数: 6,855 本
2017年ヴィンテージから新しい畑、マーティンボロ・テラスのBoulderVineyard をリース。2017 年の春は暖かめで雨が十分にあり、良いスタートを切ったものの夏が涼しく、成熟の遅れがやや心配された。4月にはまずNZ に到達することのない台風(もしくはそれが衰えた後の温帯低気圧)が2度も襲来。予定よりも1週間~10日早かったが、雨の前に摘み取ることを決断、夏にブドウの約4割を切り落としていた効果が大きく、十分に成熟したブドウを収穫することが出来た。例年よりも酸が高く、よりフレッシュなスタイル。残糖も僅かに高め。コルク3,665 本、スクリュー・キャップ3,190 本。