産地:ドイツ / ラインヘッセン 品種:ショイレーベ
*弊社スタッフコメント
マレビノ:稀人(まれびと)とヴィーノを掛け合わせた造語
沖縄で出会ったお祭りでインスパイアされ、饗宴の場で楽しんで欲しいとの想いが込められてます。
フローラルで華やかな香りに、柑橘系の果実にスッキリとして酸が爽やか。
ミネラル感も豊富で、やや濁りの旨みとどこまでも飲み続けれそうな飲み心地の良さはピカイチ。
是非、テーブルワインの定番としてご利用下さい!
<輸入元様資料より>
モーリッツ・キッシンガーはマインツから南に約 20km 下ったユルヴェルスハイムに拠点を持つ若手の生産者で
す。
ラインヘッセンは緩やか丘陵地帯で、石灰とはじめ、多様な土壌をもつ広大なワイン産地です。
モーリッツは何か面白いことがあると常に豪快に笑い、人の笑みを引き出すことがとても上手く、かと思うと、
時折話し掛けづらいほど真剣な眼差しでグラスを見つめていたりします。
とにもかくにもワインについて話すことが大好きで、他人の意見には真伨に耳を傾け、常に何かを学ぼうとす
る姿勢が魅力的です。
気になるワインがあるとすぐに入手し、ワインを知るために遠出も全く厭わないエネルギッシュな人間です。
代々ブドウ造りをしてきたキッシンガー家は 1983 年に元詰めを開始しました。モーリッツは 4 代目にあたり、
父親から分けてもらった畑で独自のラインナップとなるワインを造っています。
モーリッツが自分のワインを初めて造ったのは 2018 年でした。ビオディナミの哲学やそこで提唱されている具
体的な農法など、それまで醸造学校で学んだ内容とは全く異なる世界に触れた彼は、最初のビンテージを造る
数年前から土壌の改良に着手しました。
土壌の活性化に着手し始めた頃、その試みがどれほど意義があるものなのか不安もありましたが、年々生命力
を増す畑を見ると、その道が正しいことが実感できたと言います。
彼の畑は粘土が主なユルヴェルスハイムと石灰が主体のディーンハイムにあり、両者のブドウを掛け合わせる
ことで、果実味とミネラルが掛け合わさったワインができます。
ラインヘッセンの比較的冷涼な区画と、彼の畑の特性からモーリッツが栽培する品種はリースリング、シャルド
ネ、ピノ・ブラン、ピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブランとフランス系品種が占めています。
「良いワイン」について考えることを止めないモーリッツは実際にシャンパーニュ、ブルゴーニュ、ジュラに
頻繁に足を運んでいます。
そこで得たものをラインヘッセンに持ち帰り、実践に移すことで、周囲の若手生産者にも刺激を与える発信元
にもなっています。謙虚な姿勢でワインを造り続ける彼のワインは毎年より一層楽しみになります。